その他>Webの仕事の知られざる現実

私は1年ほど大阪市内のとある小さな会社でWeb関係の仕事をしておりました。仕事の内容は、サイトの更新や写真の加工などでした。今でも独立してこの仕事をしているので、この仕事についてはある程度熟知しているつもりです。このページでは、一見華やかなこの業界の知られざる現実を紹介したいと思います。この業界に進もうとしている方にはぜひ読んで欲しいです。
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Webデザイナーとかイラストレーターの仕事って聞こえは良いですね。何も知らない人にとっては憧れの職業かもしれません。しかしその業務内容はきわめて過酷なんです。IT土方という言葉もあるぐらい。だって一日中PCと向かい合うんです。目も悪くなるし肩もこります。体を使わないから体力も落ちるでしょう。実際僕の職場は半分が『デブ』でした。条件もそんなによくないです。月給は20万円、主任クラスで22万円、課長になると27万円。ボーナスはすずめの涙ほど。労働時間は一般社員で1日12時間です。課長クラスはもっと働かなくてはいけません。事務所で寝泊りするなんてしょっちゅうです。こんな会社で一生勤めて何になるのか？って思って僕はすぐに逃げましたけどね。よく1年も居たなって感心しました。家族も何も無かったから逃げ出せたのでしょう。でも所帯持ちだったらそう簡単には逃げ出せませんね。実際その課長もそうでした。毎日がうつろな目。疲れてるのが一目でわかります。まだ居るのかなぁ？

Webデザイナーとかプログラマーの仕事はお奨めできません。35歳以下の方でこの業界におられる方は、早期に転職されることをお奨めします。学生さんでこの業界に進もうかと思ってる方、やめておいたほうがいいです。良い仕事なんて他にもっとあるはずです。よほどパソコンが好きで、よほどできる人でない限りやめておいたほうがいいでしょう。
ITベンチャーに飛び込んでわかったこと
大企業に入社することができるなら良いでしょうが、中小のIT職は最悪です。毎日同じような仕事。何のやりがいもありません。給料も全然上がりません。ある程度スキルがついたらとっとと転職すべき。もちろん転職先はIT会社以外で。転職先で良いのが、『パソコンが使えない人が多そうなところ』です。お年寄りが多そうな古い会社、言い方は悪いですが、あまり学歴のよろしくない人が多そうな職場でしょうか。そういう職場にパソコンが得意な貴方が行けば非常に重宝されるでしょう。周りはパソコンのことは分からないので、手抜きしてもサボってもバレません。それでいて頼られるんですからおもしろおかしいですよ。それか、自分で企業でもしたほうがいいと思います。ちょっとパソコンに詳しければいくらでも稼げる方法があるのですから。
15歳のCEO―パソコン一つで運命を切り開く
そして、もっと最悪なのが営業職。確かにやり手の営業マンなら一発稼げるかもしれませんが、それは別の会社のお話。ITなら事情がちょっと変わってきます。それは次のページで説明します。